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ラビのお話

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ツイッターではお騒がせいたしました(゜∀゜;)

なんとなく、部屋にあるラビのぬいぐるみにアテレコしたらどんな声だろう?と考え、勝手にキャラを作って2・3言くらい発言してみようと思っていたら、思わぬ所で妄想のエンジンがかかりました(゜∀゜;)
多分最初は、「俺はラビ、先日、幼女に鈍器でボコボコにされて痛かったぜ!」くらいのつもりだったのでしょうけどねぇ…。
ツイッターでは途中までで中断したのですが、いちおうオチまで思いついていたので載せてみます。

別に大して面白くもないです。
何の期待も持たないわ!って方は、どうぞ読んでみてくださいね!(・∀・)


























俺の名はラビ、しがないラビだ。
さっき起こった事をありのまま話すぜ…。

いつものように、俺はお気に入りの草むらで昼寝をしていたんだ。
仲間達は村から近いこの場所を嫌うが、俺は人間達を遠くから見ているのが好きだった。
そんな、いつもと変わらない時間だと思っていた時…遠くから1つの足音が。
見ると、それは人間の小さな女の子だった。何かを探しているのか、キョロキョロと辺りを見回しながらこちらへ走ってくる。
俺の目の前を通り過ぎ、そのまま俺達の縄張りである森へ入っていく。
人間が森に来る事はあるが、あんなに小さな子供がたった1人で入っていくのを見るのは初めてかもしれない。
キョロキョロとしていたものの、森に迷い込んだというよりは、森に最初から入るつもりでいたようだ。
俺は気になって、その後をつけた。

当然と言えば当然だが、その子供は仲間達に囲まれていた。
俺は何をする訳でもなく、その光景を見ていたのだが…。
仲間達が子供に襲い掛かったその時、その子供はあまりにも似つかわしくない物を振りかざしていた。
力こそ子供のものではあったが、その振り回していた鈍器は仲間達を追い払うには十分な威力を発揮した。

子供「にゅう…いたいでち…なんでこんなによってたかっておそってくるんでちかぁ!」

弱音を吐きながらも、次々に仲間達を退治していく。
その姿を、俺はどちらに加勢する事もなく見つめていた。
更に森を進んでいく子供の後を俺はつけた。
なぜこんなに気になるのかは解らないが、俺の中の何かがそうさせていたんだ。
すると、森の奥から数人の話し声が聞こえてくる。
子供もその存在に気づき、叫んだ。

子供「ヒース!」

その子供の知り合いだったのだろうか、そちらへ一目散にかけていく。
俺もそれを追おうとした。

その時、背後にぞっとする気配を感じた。
振り返ると、一体いつ現れたのだろう、ただならぬ雰囲気を持つ男がいた。
仮面をしていたので表情も視線も解らなかったが、さっきの子供達のやりとりをじっと見ているように見える。
すると、突然光が辺りを包んだ。
どうやらあの子供達のやり取りで何かがあったらしい。
あれは…魔法だ!
何があったのだろう?様子を見に行きたいが、このすぐ後ろにいる男が気になって動けない。
生きている存在とは思えない程、わずかも動かずじっとその光景を見ていた男が、動いた。
ゆっくりと、子供達の元へ向かっていく。
…駄目だ。
今この男を行かせては絶対に駄目だと思った。
その瞬間、俺は男の足に噛み付いていた。
どうしてだろう…どうして俺はここまで…

男「?!…なんですかこのラビは…邪魔です!」

無我夢中で、それでも全力で噛み付いていたのだが、体の力が一気に抜けていく。
体が宙を舞う。
目の前の男を見ると、何か長い刃物のような物を持っていた。
ああ、俺はあれで切り刻まれたのか。
地に体がぶつかると、もう男の姿はなかった。
意識が薄れていく…。

遠くで音が聞こえた気がした。

そして…


悲痛な叫び声が聞こえた気がした…。






…どれくらいの時間が経ったのだろう。
まどろむ意識の中、口の中に甘いものが広がる感覚。
体の痛みが引いていく。
今なら起きれると思い、俺はぴょんと飛び起きた。

?「あ…起きた」

目の前にいたのは、人間の女。
逆光でキラキラと光る金色の髪が印象的だった。
同時に、自分が甘くて丸い何かを口に入れている事に気づく。
得体がしれないので吐き出してしまおうとも思ったが、舐めれば舐める程、体に力が蘇ってくるのを感じたのでそのままにしておく。

女「こんなに大人しい魔物もまだいるんですね…」

女が手を伸ばし、俺の体を触ってくる。
噛み付きたい衝動にかられたが、目をぐっと閉じて我慢した。

女「あ、喜んでる!」

喜んでない。
本気で噛み付いてやろうか。
そして女はすっと立ち上がり、脇に置いてあった自分の身長よりも長い棒を持ち「じゃあね」と言って立ち去った。

そういえば俺は何をしていたんだっけ?
なぜ、あんなに傷だらけにされたんだ?
…そうだ、あの子供だ。
俺はあの子供を最後に見た場所に行ってみるが、誰もいなかった。
あの後、一体何があったんだろう?
俺と同じように、あの男に切り刻まれたりはしていないだろうか?
辺りを見ると、特別激しく争った跡は見当たらない。
きっと目的を果たして村に帰ったのだろう。
そう言って自分を納得させ、いつものお気に入りの場所まで戻る事にする。

すると、何かいつもと違う臭いがするのを感じた。
いつもの場所に戻る頃には更に酷くなり、村で何かがあったのだろうかと、普段は遠くから見ているだけで決して近づく事はなかった村に向かう。

村はみんな死んでいた。
ここまでの事が出来る仲間達はいただろうか?
人間は襲うものだって知ってるけど、いつも飽きる事なく見ていた人間達がピクリとも動かなくなったのを見て、お腹の下あたりに重いものを感じた。

そこに、たった1つだけ生きているものがいた。
さっきの子供、やっぱり村に戻っていたのか。
お腹が重かったのが今度は急に軽くなり、ぴょんぴょんと彼女に近づく。
…と同時に、彼女は再び森の方へと走り出した。
その瞬間に顔が見えたが、あんなに赤い目をしていたっけ?
そして、あんな顔つきをしていただろうか?
それにしてもいつも走っているなと思いながら、俺はその後をついていく。
あっちには滝と洞窟がある。
すると、洞窟の入り口にさっきの女がいた。
噛み付きたい衝動にかられるが、我慢する。
知り合いだったのだろうか?
何かを話しているが、滝の音がうるさくてよく聞こえない。
話を聞きながら、彼女は驚いたり、悲しんだり、怒ったりしていた。
そんなコロコロと変わる彼女の顔を、じっと見つめていた。
今まで沢山の人間を見てきたけど、こんなにも忙しい人間を見た事がない。
お腹の上のあたりがもぞもぞして、瞬きすら忘れて、ずっと見ていたかった。
一通り話が終わったのか、2人はそのまま洞窟へと入って行ってしまった。
ついて行こうと思ったけど、俺はこの洞窟には入った事がなかった。
そもそも、どこまでついて行こうと言うのか。
俺は森へ引き返そうとした。
…でも、もう彼女は、二度とここへは来ないような気がした。
そう思ったら、またお腹の下あたりが重くなった。

もっと、彼女の顔を見ていたいと思った。


「彼女」


そうか、これが何か知ってる。
いつもの場所で、人間の男と女がひっそりと話していたのを聞いた事がある。


俺は彼女に



「恋」をしてるんだ



今度は迷う事なく、洞窟へと向かう。
お腹の上あたりがもぞもぞして、でも少し気持ち悪くて、体が震える。
それでも勇気を出してぴょんぴょんと進んでいく。
後ろに感じていた光がどんどんなくなっていく。
でも、恐くなんてないさ。


俺は「彼女」に会いに行くんだ。










■あとがき■

特に何も考えずに発言した「俺の名はラビ、しがないラビだ。さっき起こった事をありのまま話すぜ…。」から、こんな話になるとは自分でも思わなかった…妄想って恐いね☆
即興で考えただけなので、前後でおかしい部分も多々あるでしょうが、そんなのキニシナーイ。

ちなみに、「いつものお気に入りの場所」というのは、アストリアとラビの森と滝の洞窟への道に分かれている、敵の出ないあの一角です。

皆さんは、「一目惚れ」ってした事ありますか?
相手の事を何も知らないのに、外見や表情、言動などなど、そんな事だけで好きになってしまう。
それはまだ「愛」ではなくて「恋」。
そんな感じ♪
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プロフィール

金子 未佳

Author:金子 未佳
・千葉県出身
・2月7日生まれ
・A型
・声優
・大好きなのは、クロワッサンとコーヒーと赤ワインとニコニコ動画!
よろしくお願いします(・∀・)ノ


■前略プロフィール■

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